wi-fi機器選定の注意点

wi-fi機器選定の注意点

リモートワークやオフィス環境の改善、または店舗によるfree wi-fiの設置など、さまざまな環境でwi-fiを散見するようになりました。
wi-fiは何を選んだらいいんだろう?安いのでいいんじゃないの?ただ付ければいいんじゃないの?そんな疑問を解説していきます。

  • 機器選定
  • 現場調査

機器選定

まずはここが大事なところだと思います。
wi-fiには一般用と法人用とくくりがあります。

一般用

基本的に一般用は数人程度のアクセスしか考慮されていない設計なので、個人宅や数人程度のオフィスであれば大丈夫かと思います。
5人を超えてくると重さを感じるようになってくるかと思います。
ただ利用方法もさまざまですので、ただ検索するだけなのか、全員で動画を見る場合がある。等で変わってきます。
普段利用していて重さを感じるのであば、wi-fiではなくネット環境を変える必要があるかもしれません。
フリーで落ちている回線速度を測れるソフトがあるので、試してみるといいかもしません。

法人用

人数や端末機器に応じて機種を選定する事が好ましいです。
何人がどんな端末を使うのか、PCもスマホもタブレットも同時に使うとなると、3台計算になります。
10人いれば30台計算となります。
またこちらも利用用途で変わってきます。
動画やCADなんかのデータをよく使うのであれあば、それも考慮しなければいけないですし、全員が一斉に使う時間帯があるのであれば、その混雑した状況の時に合わせるのかにもよります。

また、店舗や来客用にもfree でwi-fiを提供したい場合は、ネットワーク環境でセグメントを分ける必要も出てくるでしょう。

利用用途、規模、状況によって機種選定が変わるので、wi-fiを取付してくれる業者やメーカーにきちんと問い合わせた方が効率がよいです。

現場調査

機種選定が終わりましたら、今度は取付には工事が必要になってきます。
まずはどこまで電波が届くかを測ります。
ルーターからwi-fi機は有線でつなぐので、どこまで電波が届くのかを図ります。
部屋の隅々まで届かせたい場合は台数を増やす必要が出てくるかと思います。

台数や場所が確定したら今度は配線を考えないといけません。
先ほども書きましたが、ルータからwi-fi機につなげるのは有線で行いますので、配線をどこに通すのかを考えなければいけません。
隣のフロアに置きたい、天井に着けたい等、あるかと思います。壁や天井に穴をあけてもいいのか、配線が通る管があるのかどうか等調べます。

管が細くて何本も線を通せない!となると、前回記事で上げましたPoE(PoEスイッチングハブを使う時の注意事項)というのが重要になってきます。
電源をとる線とネットワークを繋げるLAN線が一緒になったものです。
PoEであればこれ一本で電源供給とネットワークを繋げる事ができるので、こういう時は便利になります。
また電源コンセントを付ける場所がないときも便利です。

最後に

wi-fi機器の選定方法の記事を書きましたが、結局法人用の場合は業者に頼むのが正解です。
希望をきちんと言ってご依頼してください。
変な業者もいるようなので、履歴が残る形でご依頼されると良いかと思います。

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