PoEスイッチングハブを使う時の注意事項

先日、パソコンがネットに繋がらないとお客様から連絡を受け訪問してきました。

ネットに繋がらない原因を調査した結果、LANケーブルを繋ぐ差込口が間違っていたことが分かりました。

お客様はPoEスイッチングハブという物を購入してネットワーク配線をつなげていました。間違ってPoEの差込口に接続していたのが原因でした。

通常のLAN通信の差込口に接続したら普通にネットが使える様になりました。

PoEスイッチングハブにLAN線を接続すること自体は間違っていないのですが下図の様に用途が2パターンあります。

・左側の「LAN通信+電力」差込口

 PoE(Power over Ethernet)と言ってLANケーブルで通信したいし電源も供給したい場合に使う差込口です。

 WiFiやIP電話など電源コンセントが近くにない場合に使用する差込口です。

 PoE接続に対応していない機器をこの差込口に接続してもネットは使えません。

 注意してください。(今回はここが原因でした。)

・右側の「LAN通信」差込口

 パソコン・NASなどを繋ぐために使う差込口です。

 パソコン側にも同じ差込口があるのでお互いにLANケーブルを差せば通信ができる様になります。

通常のスイッチングハブであればどこの差込口にLANケーブルを接続しても問題ありませんでしたがPoEスイッチングハブの場合は差込口によって用途が異なるので注意が必要です。

お使いのハブがPoEスイッチングハブの場合はLANケーブルを接続する時は注意しましょう。

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  1. 2020年 6月 23日